クラスレポート

1日通訳ボランティア・ガイド特別体験講座

アンケート結果講師総評ゲストの先生より

7月の最終週に、恒例となった好評の‘通訳ボランティア・ガイド実践講座’シリーズ第3弾『1日通訳ボランティアガイド特別体験講座』を開講しました。
今回はネイティブをセミプライベートで、観光地・道後にガイドするという本格的な模擬実践ガイド。 通訳には事前の準備が不可欠ですので、 事前に2日間のレクチャー『日本の文化観光スポット』『日本の食事編』で英語と知識をじっくり学びました。
ガイド実践当日、まず待ち合わせ場所でゲストと対面した後、相手の意向を聞きながら今日のプランを決めます。今回は浴衣体験を希望するゲストを、呉服屋さんに案内。プロの着付けの先生が浴衣を着付ける際に、先生の説明をゲストに通訳。
歴史ある道後温泉本館に案内したガイドは、現地のガイドさんによる説明の 逐次通訳にチャレンジ。商店街のお土産物屋さんでは、ガイドから特産物について説明しゲストの欲しいお土産物探しに協力、また途中の休憩では、抹茶の頂き方などを教えてあげました。また、人気の地ビールの醸造所では、醸造過程を説明するテクニカルな通訳にもチャレンジしました。


< プランを決める >

緊張しつつも、まずゲストと今日のツアースケジュールを相談。 ゲストの方が優しそうでホッ!
「伊佐爾波(いさにわ)神社にお連れしようと思うのですが、雨ですし、ご希望でしたら、「子規記念博物館」に変更できますが。如何致しましょう?」

< マドンナ&坊っちゃん >

放生園にてぼっちゃん&マドンナと記念撮影「小説“坊っちゃん”は、日本が誇る文豪、夏目漱石の代表作なのです。」要所要所で、文化背景を海外のお客様に分かりやすく説明していきます。

<ビール醸造所>

地ビールの醸造所で、醸造過程の説明の逐次通訳にチャレンジ! 「発酵って何ていうの?酵母って?」専門用語の多さに冷や汗タラリ。

<浴衣>

プロの方のご指導の下、浴衣の着付けのヘルプに挑戦!
予習レクチャーで叩き込んだ知識がこんなところで冴えてきます。

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アンケート結果

「いい経験でした!ありがとうございます。」
初めてのガイド実践トレーニングは緊張の連続。「楽しかった!けど、やってみると本当に大変!とても難しかった!」ガイド終了後、参加した皆さんの口から次々と反省ポイントが上がりました。

  • 現地ガイドさんの(日本語の)説明を通訳する際、タイミングが難しかった。常に何が起こっているか説明をするように気を付けていたつもりだが、実際には自分だけがわかっていてゲストはわかっていないということもあったのではないかと思う。
  • ゲストが日本文化に造詣が深く、かなり突っ込んだ質問を聞かれた。日本文化についての話題の引出しを多く持たなければ(日本文化以外でも)ならないな、と感じた。
  • あらためて英語力不足を感じた。英語に対する反省はもちろん「日本の事を説明するには、もっと日本の事も勉強しなければ!」

といった、「知識不足」を反省する声が多く聞かれました。全体的な感想としては、

  • クラスでのインプットが中心のレッスンと、今回の実践講座のようなアウトプットとの両方が、英語学習には大事なんだと改めて実感した。
  • ネイティブを実際にガイドできたので、充実した良い経験となった。 もっと勉強しようというモチベーションアップになった。
  • 今回学んだことや自分があらためて認識した欠点などを、プロとしての心構えの元、次回に生かしていきたい。

やはり実践的に英語を使うことは、効果が感じられるようです。英語面・知識面やゲストへの気配りなど難しかったと自己反省はつきなかったようですが、皆さんからやる気と充実感あふれる回答が得られて、次回もぜひ参加したいとの前向きな声を頂きました。
この『使えるスキルを身につける!実践プロ講座』は、『明日の自分にチャレンジ!憧れの体験講座』ともどもこれからもどんどん開催していきます。どうぞお楽しみに!

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講師総評

「初対面のゲストを4時間ガイドする!」
これが今回の参加者に与えられた指名でした。今回トレーニングタイムを思い切って4時間に設定した理由は2つ。
ひとつめの理由は、

1) ある程度の英語力がある人が、3時間以上、英語を話し続けると思考言語が英語に変わり易い。

だから、、、効果はまさに「テキメン」!
“すっかり英語漬けになった頭”は、ガイドの時間が終わっても、なかなか元には戻らぬようで、集合場所のカフェで、遅くまで英語で自らの反省点を述べ合っていた参加者たちの姿が印象的でした。
もうひとつの理由は、ずばり、

2) 半日ツアーと呼ばれる4時間前後のコースを完璧にガイドできる事が、プロとしてデビューできる必要最低条件。

だということ。実際に経験してみると痛いほど分かるのですが、いくらパートナーと一緒とは言え、4時間のツアーガイドを実際にこなすのは、一筋縄ではいきません。

  1. 十分な語学力』は、もちろんの事、プロの英語ガイドとして活躍するには、
  2. 『ツアー予定の場所に対する由来や知識』
  3. 『自国の文化に対する知識』
  4. 『欧米流のマナーの習得』、そして
  5. 『ガイドとしての気配りやプロ意識』

などなど、求められるスキルは実にさまざまです。

自分に何が足りないかが良く分かった。」 これが、ガイドを終えた参加者から、多く上がった声の一つですが、この言葉こそが、この実践講座の成果を的確に表している気がします。
『目的を持った無駄の無い基礎学習』と『学んだことを応用できる実践型トレーニング』このくり返しこそが、語学マスターへの一番の近道なのです。本当に実りあるトレーニングだったと思います。
特にしっかり予習をして挑んだ人たちは、目に見える成果を挙げられたようでした。自身たっぷりで挑んだ人、こわごわ参加してみた人、と参加者たちの姿勢はさまざまでしが、トレーニングを通じて、それぞれの意識が少しずつ変化して行ったのは、オーガナイザーとしても、とても嬉しいことでした。

さあ、次に自分を変えるのはあなたです!

A級通・翻訳者&国際交渉人 ISA翻訳センター代表 合田まさみ

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ゲストの先生より

『お疲れ様!楽しいガイドをありがとう!』 (↓コメントの一部です)

  • I enjoyed the castle visit because it was my first time there it was a natural ‘tourist’ situation. Both of the guides were great at explaining everything I asked.
  • Their English translating and help was wonderful. I would like to meet these two people again.
  • Overall it was a wonderful event, and very well organized. I enjoyed everything about the day・・・guides, places, food etc. Keep up the good work!

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