「忖度」な一年を振り返ってみたら…な件

さて、新年でございます。

年末には恒例の流行語大賞が決まり、って、ここまで全く昨年のごあいさつと一緒、って誰か気づいてるんでしょうか。
ということで、対象は「忖度」でした。ついでに今年(正確には去年)の漢字は「」だそうで。
ちなみに「忖度」は英語で”Son-tack“です。日本にいる海外メディアの記者さんたちが「モリカケ」を伝える際に用いたコトバ。

日本人ですら「モリカケ」前までこのコトバを知らなかった人が多かったっていうハナシもあり、海外の記者さんに初めて”Son-tack”がオヒロメされたのは、FCCJの記者会見。
あ、FCCJってのは”Foreign Correspondents’ Club of Japan(日本外国特派員協会)”のコトです。
今は塀の中の籠池さんが、海外の記者さんたちの前で記者会見した時に、籠池さんの口から出たのが、「忖度」。
で、籠池さんは日本語でしゃべってるので、横にFCCJの通訳さんがいて、同通じゃないけど、通訳。
FCCJの会見はいつもこんな感じ。

で、当然通訳さんは「忖度」を訳さなきゃいけなくなったけど、さぁ困った。そんな英語はありません。
で、そんなコトバは英語にないので、海外の記者さんたちが分かるように説明しなきゃいけないワケだけど、通訳さんが口にしたのが
“I believe that perhaps PM Abe(←アベちゃん)or his wife(←アッキー)were reading between the lines, that there was a mutual understanding between us.”
ハイ、これはもちろん誤訳です。逆ですね。
分からない人はイサのレッスンを受けましょう。

通訳さんは全然うまく説明できなくて、パニック状態になったものと思われます。
ちなみに現在のFCCJの通訳さんは、とっても優秀な方で、別に通訳さんをdisる意図はありませんので、悪しからず。
で、その場にいた記者さんたちは全員頭の中が「?」マーク。
訳の問題もあったし、記者さんの中には日本語の堪能な方もいたけど、それでも”reading between the lines“じゃ全然伝わらなかった。
何が伝わらなかったかというと、要はなんでそんなことするのか、が分からなかった。
もちろん、政治の世界にウラがあったり、カネが飛び交ったり、不正や汚職の類は万国共通です。
そして「優秀な」側近は、まさに上司に対してreading between the lines“なこともバンバンやっちゃう。
でもね、今回はアベちゃんもアッキーも役人も、誰も得したように見えない。少なくとも現時点では。
でも、おかしな政治判断があったことも間違いないわけで、だから海外の記者さんは「?」マーク。
そりゃそうでしょ、日本人だって誰もわかってないんだから、この「モリカケ」バナシは。

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ええ、そうですとも、要はCMです。
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最近日本のニュースでもようやくちょっと出始めた「#MeToo」ネタは、もう何カ月も前にやりました。
米TIME誌は2017年一番の話題(”Person of the Year”)に選んだぐらいなのにね。
おまけにNewYorkTimesには遂に、日本のメディアには見事に一切出てこないこんな記事まで登場。
<She Broke Japan’s Silence on Rape – The New York Times>
ほぼナイ!」で、何回やったかなぁ、この詩織さんネタ。

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二代目